富山大学芸術文化学部「ペレットストーブ」プロダクトデザイン実習の講師を弊社竹平社長が務めました。
 

大学のサイトにも載ってます。
http://www.tad.u-toyama.ac.jp/news/images/2011-0623-2.pdf

現代は多くのエネルギーを石油や原子力に依存しています。今回の東日本大震災による原子力の事故は我々のエネルギー意識に対して多くの教訓を示しているように思われます。今後は石油や原子力の代替エネルギーとして地熱発電、風力発電、太陽光発電といった自然エネルギーの利用が進むと予想されます。
一方我々の身近な環境に目を向けてみます。人が関わり人の暮らしを支えてきた里山の森林資源は薪炭林や薪として利用され自然の循環の中で生活が営まれていました。日本人は、昔から自然を上手に利用し、うまく付き合いながら、その恵みを享受してきのです。しかし、近年は高齢化や過疎が原因で山の手入れができなくなり、山と関わる知恵と技術が途絶え、日本の各地で里山の荒廃が進んでいます。今回の課題は自然エネルギー利用と里山の問題に着目し、里山の森林資源を利用した木質ペレットを燃料とするペレットストーブのプロダクトデザインとしました。